夏は渡り蟹（オス）が旬です。身入りがよくなり、旨味の濃い身の甘味は抜群になります。
渡り蟹のメスは逆に冬が旬で、内子（卵）を持ち濃厚な味わいです。

渡り蟹は産卵のために浅瀬にやって来るので、沢山獲れます。
中には脱皮したてのヤワラと呼ばれる蟹も、そんなヤワラ蟹や、旬ではないメスの渡り蟹を
地元で醤油とたっぷりの砂糖で甘辛く煮て食べます。

他にも夏が旬の小魚【ゼンメ】や【シャコ】なんでも一緒に煮るのが漁師町流。

めんどくさがっている訳ではないですよ（笑）

どんな魚介類も一気に炊くことで旨味が複雑に混じりあい
なんとも言えない美味になるんです(^^)

実は、この煮汁をで素麺のつゆにするのがツウ。

元漁師の店長（47）は高校生になるまで、いわゆるめんつゆが自宅になかったそうです（笑）

素麺はごった煮の汁。これが漁師町には根付いています。

むしろ、夏に素麺が食べたいからこそ、作る！？
といっても過言ではない、知多半島のソウルフード(^^)のようなものです。

細かいレシピは気にせず、新鮮な海鮮を使って、ぜひお試しくださいね(^^)
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